フラメンコ界の貴公子JUAN DE JUANと
日本人フラメンコダンサーSIROCOが贈
る、『舞台フラメンコ〜私の地アンダ
ルシア』の公演が決定
出演者は、JUAN DE JUANとSIROCOのほか、フラメンコの真髄と言われるカンテ(歌)に、スペシャルゲストのカンタオール(歌手)JOSE VALENCIAを筆頭に、スペインの実力派SIMON ROMAN、MARA REYを迎える。彼らの心を揺さぶる歌声、EL PERLAのギターが舞台をアンダルシア色に染める。そこに日本人のトップミュージシャン、踊り手の大和魂が加わり、国や人種を超え、色とりどりの景色や泉のようにインスピレーションを湧き上がらせ、情念と哀愁、そして歓喜が生まれる。圧倒的存在感のJUAN DE JUAN の圧巻の踊り、世界が認めたSIROCOの艶めかしく情熱的な踊り、そして、最大の見せ場となるのは、二人による即興デュオだ。
激しく力強く美しく、時代の寵児二人が魂で通じ合う本公演に期待しよう。
JUAN DE JUAN (ファン・デ・ファン)
1979年セビリア生まれ。マノロ・マリン、フアン・ラミレス、マノレテ、アントニオ・カナーレス等の舞踊家に師事。16歳でアントニオ・カナーレス舞踊団に参加し数々の作品に出演。2004年、自身の舞踊団を結成。アメリカ大都市で公演を行い、NYタイムズ紙で高い評価を得る。2008年以降はフラメンコ舞踊とジャズ、ヒップホップ、ラップ、ファンク等の文化・現代音楽とを融合させた革新的な作品を立て続けに発表。ラッパー、ジュニア・ミゲスと共演した作品『ア・ロ・カバル』では声と踊りのみという、フラメンコの原点に回帰したシンプルな舞台を演出。これらを経て、現代フラメンコ界を代表する一人としての地位を確立させた。
1982年京都生まれ。2002年カルロス・サウラの映画「フラメンコ」の一幕で、ホアキン・コルテスを観て衝撃を受け、フラメンコを始める。その後スペインへ留学をし、フラメンコ界のトップアーティスト“皇帝”ファルキートに7年間師事。2011年日本フラメンコ協会 新人公演にて奨励賞を受賞。2017年に、スペインロンダ県で開催されている国際コンクール「第23回アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ」にて日本人男性舞踊手として初の優勝を果たす。
2018年7月にドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット)に登場。芸名であるSIROCOはスペイン語で熱風を意味する。
JOSÉ VALENCIA (ホセ・バレンシア)
1975年バルセロナ生まれのカンタオール(歌手)。6歳でマイレーナカンテコンクールのファイナリストになり、11歳ではセビージャのペーニャ連合のコンクールで優勝。その後の活躍は目覚ましく、アントニオ・カナーレス、ファルキート、マヌエラ・カラスコ、エバ・ジェルバブエナ等の一流舞踊手のバックで経験を積み、現在、カンテ界のエースとして君臨する。
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