城田優・髙木雄也(Hey! Say! JUMP)
W主演 福田雄一演出で、ウディ・ア
レンの傑作コメディミュージカル『ブ
ロードウェイと銃弾』を再演

2021年5月東京・日生劇場(6月地方公演あり)にて、ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』を上演することが発表された。
1994年公開の映画「ブロードウェイと銃弾」は、アカデミー賞助演男優賞、監督賞、脚本賞など7部門でノミネート、助演女優賞を受賞した、ウディ・アレン作品の中でも“傑作”の呼び声が高い作品。それをウディ・アレンが自らミュージカル化して2014年にブロードウェイで上演されたのが本作だ。ブロードウェイらしい陽気な笑いとソング&ダンスがたっぷり盛り込まれた極上のエンターテインメントに仕上がっており、「Tiger Rag」「Up A Lazy River」「Runnin’ Wild」などの20~30年代の禁酒法時代の曲をアレンジした軽快でアップテンポなナンバーが多く、耳なじみが良い楽曲が揃っている。また、スーザン・ストローマンの振付による圧巻のタップダンスシーンも大きな見どころで、ブロードウェイでは連日スタンディング・オベーションの喝采で客席中が大きく盛り上がった作品だ。
日本では2018年に初演、ブロードウェイ・ミュージカル王道の華やかさと福田雄一のコメディセンスが見事に融合し、高い評価を受けた。
今回の上演では、ギャングのボディーガード・チーチを演じ本作で第43回菊田一夫演劇賞を受賞した城田優が続投、ブロードウェイでのヒットを夢見る売れない劇作家・デビッド役には、ブロードウェイミュージカル初出演となる髙木雄也(Hey! Say! JUMP)。相反しながらも一つのミュージカルを作り上げていく名バディをW主演で演じる。さらに、ニック役に橋本さとし、ヘレン役に瀬奈じゅんといった確かな実力を持つキャストも新たに参加。そして演出は、話題の作品を多数手掛ける福田雄一が再び演出を行う。
ジャンルを跨いで幅広く活躍する彼らが揃っておくるミュージカル・コメディ。よりパワーアップすること間違いなしの再演に期待しよう。
【STORY】
舞台は1920年代、禁酒法時代のニューヨーク。
劇作家のデビッド(髙木雄也)はヒット作を出せず、彼女のエレン(愛加あゆ)もそんな彼にイライラを募らせていた。そんな中、とうとうデビッドはかねてからの念願が叶い自分の戯曲をブロードウェイの舞台にかけることになり、大いに張り切っている。しかし、プロデューサーが見つけてきた出資者はギャングの親玉ニック(橋本さとし)。しかもキンキン声でろくにセリフも言えない、大根以下の自分の愛人オリーブ(平野 綾)を主演にするよう要求し、部下のチーチ(城田 優)を監視役として送り込んできた。さらにプライドの高い主演女優ヘレン(瀬奈じゅん)は脚本を書き換えろと色仕掛けで迫り、一風変わった女優のイーデン(保坂知寿)は周囲を振り回し、名優だが過食症で女癖の悪いワーナー(鈴木壮麻)はオリーブと怪しい関係を持っている。ひとクセもふたクセもある出資者や俳優たちが次々と無理な注文を繰り出してくるハチャメチャな状況に、芸術至上主義でマジメなデビッドは困惑を極める。
そこになぜか、大騒ぎの稽古模様をずっと観察してきたチーチまでが脚本と演出に口を挟んでくる。舞台を完成させたい一心のデビッドは、数々の妥協を余儀なくされその度に頭を抱えてしまうが、チーチの提案は、芸術に縁遠いと思われたが的確な意見ばかりであることに気づく。デビッドと、実は舞台を愛するチーチは、共に苦心して脚本を書き直し、事態は思わぬ方向へと展開していき……。
舞台と人生、どちらが大切か― 大きな選択を迫られた彼らが選ぶものとは!?

城田 優 コメント
前回公演の時には、序盤は緊張が勝っていましたが、徐々にお客様の笑い声を快感に思えるようになっていきました。今回(髙木)雄也とは共演したことはないものの、共有の友人を通してプライベートで親交があったので、彼の出演が決まった時はとても嬉しかったです。ミュージカル俳優としての雄也は全てが未知なので、とても楽しみにしています。
こんなご時世ですし、とにかく全部を笑い飛ばせるくらいのエネルギーをお届け出来るよう、スタッフキャスト一丸となって精一杯努めていくつもりです。前回の公演を上回る熱気にご期待ください。
髙木雄也 コメント
自分が入ることでどんな化学変化を出せるか不安はありますが、城田優くんをはじめ、素敵な共演者、福田さんのチームに入って、新たな自分を見つけたいと思います。
城田くんとは先日会った際にもこの作品の話をして、ミュージカルは初めてなので不安だということを伝えると「ミュージカルの現場はおもしろいし、わからないことがあったら何でも聞いて。」と言ってくれたので、城田くんを頼りながら、頑張っていきたいです。
「ミュージカルをやりたい!」と事務所スタッフさんに言い続けて実現しました。ミュージカル特有のパワフルな世界に、最初は緊張してしまうかもしれませんが、千秋楽には“髙木くんいいね!”と皆様に思ってもらえるよう、精一杯やり切りたいと思います。

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