新国立劇場バレエ団、『白鳥の湖』を
題材にバレエ芸術・生の舞台の魅力を
体験できる「エデュケーショナル・プ
ログラム」を開催

バレエ芸術、生の舞台の魅力を体験してもらうための、新たな教育プロジェクト「エデュケーショナル・プログラム」。
今回は2023年6月に全幕上演が予定されている『白鳥の湖』を題材に、7月28日(金)~7月30日(日)新国立劇場 オペラパレスにて、こどものためのバレエ劇場2023「エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』」が上演される。(オリジナル・プロダクション:バーミンガム・ロイヤルバレエ「First Steps: Swan Lake」)
新国立劇場では、次世代を担うこどもたちが優れたバレエ芸術に親子で触れられる機会を提供する目的で、2009年より「新国立劇場 こどものためのバレエ劇場」を実施。今回はバレエの代名詞ともいえる『白鳥の湖』を取り上げ、バレエをつくりあげる様々な要素を楽しく知ることができるプログラムを行う。
   撮影:鹿摩隆司
オーケストラによる生演奏での上演で、有名な小さい4羽の白鳥の踊りや第3幕のお城の舞踏会での民族舞踊、主役の踊りなどの見せ場を盛り込みつつ、上演時間は約1時間ほど。「バレエ鑑賞デビュー」を考えている家族に自信を持って勧めることができるプロダクションとなっている。
今回の「エデュケーショナル・プログラム」は進行役の俳優が客席に向かって語りかけながら舞台が展開していく、双方向のコミュニケーションが楽しめるプログラム。中でもバレエに登場する仕草を一緒にやってみるコーナーはバレエ鑑賞のポイントを知るのにぴったりなものになっている。バレエでは言葉を使わない代わりに“マイム”というジェスチャーで語るが、中でも王子とオデットの出会いの場面では、オデットが自らの境遇をマイムで語る。そのマイムを、言葉を喋りながら説明し、さらには観客も一緒にマイムに挑戦するというコーナーもあり。
   撮影:鹿摩隆司
また、総合芸術といわれるバレエでは、踊り以外にもオーケストラや舞台美術、照明など、大切な役割を担っているものがたくさん。オーケストラはどんな風に演奏しているのか、それぞれの楽器の響きはどんな風に聴こえるのか、進行役と指揮者・オーケストラが掛け合いながら説明する。
さらには、会場では展示コーナーも設け、『白鳥の湖』の衣裳を展示。客席から見たあの衣裳は近くでみるとどのようになっているのか、舞台衣裳にはどのような工夫が凝らされているのか、解説なども展示予定。

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