『印象派 モネからアメリカへ ウス
ター美術館所蔵』2024年1月より開催
 モネやルノワール、ハッサムなど印
象派の作品が集結

印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が、2024年1月27日(土)から4月7日(日)まで、東京都美術館にて開催される。
本展は、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会。アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集し、1910年にはモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入。本展では、モネやルノワールなどフランスの印象派や、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に集結。ほとんどが初来日となるウスター美術館の印象派コレクションを中心に、これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れる貴重な機会となる。
会場では、ウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示。そのほかクールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が揃う。
カミーユ・ピサロ《ルーアンのラクロワ島》1883年 油彩、カンヴァス ウスター美術館  Gift from the Estate of Robert W. Stoddard, 1998.213
クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩、カンヴァス ウスター美術館  Museum Purchase, 1910.26
チャイルド・ハッサム《コロンバス大通り、雨の日》1885年 油彩、カンヴァス ウスター美術館  Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington, 1935.36
フランスで生まれた印象派は、海を越えて広がり、アメリカ各地で独自に展開していった。その技法はニューイングランドの田園風景や西部の自然の驚異など、アメリカらしい主題にも応用されている。本展では、これまで日本で紹介される機会の少なかった、“アメリカ印象派”の知られざる魅力が堪能できる貴重な機会となりそうだ。
ポール・セザンヌ《「カード遊びをする人々」のための習作》1890-92年 油彩、カンヴァス ウスター美術館  Museum Purchase, 1931.104
ポール・シニャック《ゴルフ・ジュアン》1896年 油彩、カンヴァス ウスター美術館  Gift from the Chapin and Mary Alexander Riley Collection, 1964.27
『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』は、2024年1月27日(土)から4月7日(日)まで、東京都美術館にて開催。その後、各地へと巡回予定。

All images courtesy of the Worcester Art Museum
This exhibition was organized by the Worcester Art Museum

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