泉 彩世子『脳内ジュークボックス』

泉 彩世子『脳内ジュークボックス』

泉 彩世子『脳内ジュークボックス』
- 第22回 「貧乏ブルース」
桑田佳祐 -

私の心にひっかかって、揺らしていく、そんな唄たち。リンクする想いや情景を絵にしてお送りします。

「あ、健康おじさんだ。」
「いや、健康おじいさんか?」
「それとも不健康おじいさんなのか!? …無理や。判断しかねる。」

夏に増える短パン・Tシャツ・キャップにスニーカーのおじさんorおじいさん。
その服装だけで、「元気ハツラツ! イスになんか座るかよ!」に、見える。

誰もが一度は悩んだことがあるであろう、公共交通機関で席を譲る境界線。

いくつからがご高齢の方なのか。
健康のためにあえて立っているのか。
ふくよかなのか妊婦さんなのか。
具合が悪いのかヤンキーなのか。

ついこないだ、電車で目の前に4人組のおばさまが乗ってきた。
そこは優先席ではなかった。たまたまその日の私は体調悪め。
でも立っていられないこともない。

コラーゲンだかなんだかが足りなくてヒザが痛むのって結構辛いって母や祖母から聞いた話がよぎる。

目の前には8つのヒザがある。
私が救えるのは2つのヒザだけ。

が、、、おばあさんなのか、おばさんなのかわからない。
とにかく言えるのはとても元気そう。楽しそう。

もうすぐしたらわりと人が降りる駅や。
よし、私は終点まで行くけど、そこでまとめて席を空けられるように微調整駒になろう。

そして人が降りる駅に到着4人いたうちの3人のおばさまが降りていった。
ひとり車内に残ったおばさまが、あいた私の隣に座った。

「ふーーーーようやく座れた。若い子は元気なのにねえ。」

めっちゃ横目でチラ見してくる。
どうやら若い子とは私のことを言ってるらしい。
それにしてもどこでそんな目つきを習得したのか。
絶妙に、意地が悪い。
そんなときに頭の中で流れてくるのは

「貧乏ブルース」/桑田佳祐

あぁーそっちやったか。
座りたかったんか。
あぁー判断間違い。
理不尽。

席を譲って断られ、もう一度座ることもできず、なんだか糸が切られた風船みたいに行き場を失うあの感覚を知っているんですか。
4人組の友情バランスを壊さまいと奮闘した私の心を知っているんですか。

ま、そんなことはどうでもいいんやけど。

せめて後からチクリと刺す度胸があるなら、最初に「席譲ってくれる?」ってニコやかに言ってほしい。
そうしたら100%安心して、スタッ!!と席を立てる。
嫌ちゃうねん!! 譲るのって私にとってはドキドキして怖いねん!!

いつだか行ったシュラスコのお店を思い出した。
いろんな動物のいろんな部位のお肉が次々と運ばれてくるスタイルのアレです。
まだ食べたい!ってときはプレートを☆緑色に。
今いらないよ!ってときはプレートを裏返して★赤色にします。
なんとわかりやすい。

あれ、導入してくれないかな~~~~~。公共交通機関で。

席変わって!なら☆緑。

老け顔だけど若いんです!は★赤。
80歳越えても毎日10,000歩!
鍛えたい!も★赤。
クマがすごいけど、これ通常です!も★赤。(私はコレ笑)

うちの子小さいから座らせてあげたい!なら☆緑。
子供なんだから立っときなさい!なら★赤。

でもさ、そんな人の目なんか気にせず、譲ろう!と思ったらパッと席を立てる自分に素直な人間になりたいね。

関係ないけど、昨日電車に乗ってたらカップルの彼女がいきなり彼氏をどついた。

「まい(仮名)は目がいいんだからなんでも見えちゃうんだよ! 心の中が見えちゃうんだよ!」
って、可愛いとアホを混ぜたようなセリフ言いながら、おもいきりどついてた笑
電車、おもしろ。

どこがどうなってこの話と絵と曲が繋がるのか笑
たしかに私の中ではつながるんです。
が、あまりに長くなるのでやめときます。

続きはライブへ。
くだらない話ばかりですみません。
では、また。

ほな。
泉 彩世子 プロフィール

イズミサヨコ:1988年、大阪生まれ。キングレコード創業 80 周年企画『Dream Vocal Audition』にて、1万人を超える応募者の中から圧倒的な歌唱力と存在感でグランプリ(with賞)を受賞し、12 年11月にシングル「スクランブル」でデビューを果たした。


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OKMusic編集部

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