高橋 優
『世界で一番読まれたい手紙』
- 第19回 僕の吉 幾三さんへ -
拝啓 「俺ら東京さ行ぐだ」という名曲を世に送り出してくれて本当にどうもありがとう。
僕があなたという人を知ったのは3歳のときでした。あなたを敬愛する父が聴いていたカ セットテープの中に入っていた音を偶然耳にしたのがきっかけです。出会いと同時に大好 きになったのを覚えております。子供ながらにあなたの唄い方を真似して、テーブルをス テージのように見立てて熱唱していたことを今も家族から聞かされます。あなたの存在が、 幼少の僕を音楽の道へ誘ったと言っても過言じゃありません。
あなたは「雪國」や「酒よ」などの心に沁み渡る名曲の数々を生み出している一方で、『志村け んのバカ殿様』などのバラエティ番組に出演することで人を笑わせるパフォーマンスをも 提示して下さいます。そんなあなたのスタイルの中に、ただ歌を唄うだけでなく、ときに身 体を張って戯けて見せることの大切さを学びました。
3歳のときに覚えて以来、今もカラオケに行ったら必ずと言っていいほど「俺ら東京さ行ぐだ」 を唄います。唄うと確実にその場が和むし、僕自身すごく楽しい気持ちになります。きっとあ なた自身のそのお人柄や内なる情熱が、あなたの曲には強く反影さえているのだと思います。
いつかお会い出来ましたそのときには、あなたに僕の父をご紹介したのち、是非とも三人で 「俺ら東京さ行ぐだ」を熱唱したいのです。 敬具
あなたへの一文字・・・「吉」
僕があなたという人を知ったのは3歳のときでした。あなたを敬愛する父が聴いていたカ セットテープの中に入っていた音を偶然耳にしたのがきっかけです。出会いと同時に大好 きになったのを覚えております。子供ながらにあなたの唄い方を真似して、テーブルをス テージのように見立てて熱唱していたことを今も家族から聞かされます。あなたの存在が、 幼少の僕を音楽の道へ誘ったと言っても過言じゃありません。
あなたは「雪國」や「酒よ」などの心に沁み渡る名曲の数々を生み出している一方で、『志村け んのバカ殿様』などのバラエティ番組に出演することで人を笑わせるパフォーマンスをも 提示して下さいます。そんなあなたのスタイルの中に、ただ歌を唄うだけでなく、ときに身 体を張って戯けて見せることの大切さを学びました。
3歳のときに覚えて以来、今もカラオケに行ったら必ずと言っていいほど「俺ら東京さ行ぐだ」 を唄います。唄うと確実にその場が和むし、僕自身すごく楽しい気持ちになります。きっとあ なた自身のそのお人柄や内なる情熱が、あなたの曲には強く反影さえているのだと思います。
いつかお会い出来ましたそのときには、あなたに僕の父をご紹介したのち、是非とも三人で 「俺ら東京さ行ぐだ」を熱唱したいのです。 敬具
あなたへの一文字・・・「吉」