高橋 優
『世界で一番読まれたい手紙』
- 第46回 僕の大潟八郎さんへ -
拝啓 秋田で漫談をしてくれて、本当にどうもありがとう。
あなたの漫談に初めて出会ったのは小学2年生の時、両親が持っていたカセットテープを聞かせて もらった時のことでした「。めぐすり」という話に腹を抱えて笑ったことを今でも覚えております。
それからというもの、何度もそのカセットテープを聞いては同じところで笑い、新しい発見をして は驚いたものでした。あなたのモノ真似をして家族に笑ってもらうという楽しみも出来ました。
一度だけあなたのショーを生で見た時の感動は忘れません。
「老人ばかり見に来る自分のショーには珍しい若者がいる」と僕を指して握手してくれたこと、僕 にとっては一生ものです。
今ではあなたの漫談を子守唄代わりに毎晩寝る前に聞いております。馴染み深くて優しい秋田弁 で語り掛けてくれるあなたの声に、そもそもの自分のショーに対する憧れや感動を思い出させて いただいております。
もしもあなたがまだ生きていたなら、あなたの、漫談に対する価値観や人生観を是非とも聞いて みたかった。
そして、ただ一言「あなたのおかげで今の自分がある」と、お伝えしたかったのです。 ありがとう、大潟さん。 敬具
あなたへの一文字・・・「笑」
あなたの漫談に初めて出会ったのは小学2年生の時、両親が持っていたカセットテープを聞かせて もらった時のことでした「。めぐすり」という話に腹を抱えて笑ったことを今でも覚えております。
それからというもの、何度もそのカセットテープを聞いては同じところで笑い、新しい発見をして は驚いたものでした。あなたのモノ真似をして家族に笑ってもらうという楽しみも出来ました。
一度だけあなたのショーを生で見た時の感動は忘れません。
「老人ばかり見に来る自分のショーには珍しい若者がいる」と僕を指して握手してくれたこと、僕 にとっては一生ものです。
今ではあなたの漫談を子守唄代わりに毎晩寝る前に聞いております。馴染み深くて優しい秋田弁 で語り掛けてくれるあなたの声に、そもそもの自分のショーに対する憧れや感動を思い出させて いただいております。
もしもあなたがまだ生きていたなら、あなたの、漫談に対する価値観や人生観を是非とも聞いて みたかった。
そして、ただ一言「あなたのおかげで今の自分がある」と、お伝えしたかったのです。 ありがとう、大潟さん。 敬具
あなたへの一文字・・・「笑」