Keisandeath

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【Keisandeath インタビュー】
地道に積み重ねた努力が
自然と人を導いている

メタル系シンガーソングライター・Keisandeathが3rdアルバム『NikuKyu』を発表した。今作ではキャッチーさを大切にしつつ、定期的にライヴ配信も行なうなど、その活動からは“自分の音楽を届けたい”という想いを強く感じた。

YouTubeのチャンネル登録者数がついに2万人を突破したそうで!

やっと“2万人弱”って言わなくてよくなりました(笑)。

アルバム『NikuKyu』のリリースに向けてスタジオメンバーとライヴ配信をしたりと、和気藹々とした雰囲気も伝えていましたね。

ありがたいことにリリース日を楽しみに待ってくれている声もたくさんいただいて、それがあるのとないのとではやる気が違いましたね。やる気というか使命感というか、プレッシャーもありました。最近は『17 Live』(イチナナ)っていうアプリで毎日ライヴ配信をやっています。1日7時間とか配信する日もあるんですけど、これがきっかけとなって知ってくれる人が増えたらいいなと思って。最近少しずつ観てくれる人が増えてきて、YouTubeにアップしたカバー動画を観てくれた人が“「Silent Jealousy」(X JAPAN)のカバーの人だ!”ってコメントしてくれたこともあって、どっちもやっていて良かったって思いました。

Keiさんがこれまで地道に続けてきたことが今はたくさんの入口になっていて、そこをくぐったら『NikuKyu』にありつくわけですよね。制作面では初めてアレンジャーが付いたそうで。

はい。今回は表題曲の「NikuKyu」をメインにするって決めていて。キャッチーな曲ができたので、これなら幅広く好きになってもらえるんじゃないかって思ったんです。そこで長野典二さんにアレンジしてもらったらもっとすごいことになるんじゃないかと思ってお願いしました。

“肉球があれば何でもいい!”という振り切ったスタンスからも元気をもらいました。でも、エネルギッシュな分、もともとは怒りとか煮え切らない感情から生まれた曲なのかなと。

そうかもしれないです。ストレスを感じた時に“ぶち壊れろ!”みたいな(笑)。出来上がるスピードも速かったです。

この曲がリードすることで、今作にはバラード曲もあるけれど全体的にパワフルに仕上がっていますね。

今回はとにかくいろんな人に聴いてもらうことを想像しつつも、しっかり自分の色を出すこと…いかに自分をなくさずキャッチーにできるかを意識しました。

長野さんとの制作で学んだことはありますか?

ノリの良いリズムの取り方、アレンジで足したほうがいいものとかを実際に自分の曲でやってもらうことですごく勉強になりました。今まではライヴで遊べるような曲があまりなくて、悩んだりもしていたので。

「NikuKyu」は遊び心もあるから、ライヴでやったら他の楽曲への良い影響もありそうですね。

そうなったら嬉しいです。今まで私のことを知らなかった人でもライヴに来て楽しんでくれていたりとか、すごくスローなエンジェルモッシュが起きたり(笑)。少しずつ変化が出てきています。

Keiさんと楽団家来(バンドメンバー)たちのシャウトが印象的な「Sakebizawa」は、どんな由来でこのタイトルが付いたんですか?

秋田に“叫沢”っていうバスの停留所があるんですけど、その周辺は毒ガスが出ているから立ち入り禁止になっているんです。それを偶然見つけた時に、そこで何かミステリアスなことが起きているんじゃないかと想像しながら家に帰って、速攻で作りました。ライヴではみんなに叫んでもらいたいです!

「Ayame」の篠笛が入った渋いイントロもカッコ良くて。

これはあやめ農家をやっているファンの方がいて、“Kei姫”っていう新種のあやめを作ってくださったんです。今年の6月に咲くんですけど、MVもそのファンの方の畑で撮りました。

アップテンポの楽曲が続いてからバラード曲「To Be 0r Not To Be」がくる流れは、よりKeiさんの音楽に引き込まれる感じがします。

日本人の方からは「Ayame」を褒めてもらえることが多いんですけど、「To Be 0r Not To Be」は海外の方からの評判が良くて、“あなたはこのまま行きなさい”ってコメントをくれる人もいました。楽団家来から“ひと皮剥けたね”って言われるくらい気持ち良くレコーディングができたのも嬉しかったです。今までは家で録音してて、その時は100回くらい撮り直していたんですけど、ちゃんとした環境でレコーディングをすることによって客観的な意見をもらえて、オーケーテイクを任せることもできたので歌いやすかったなと。どう歌えば上手くいくのかっていうのが分かってすごく良い経験でしたね。自信につながりましたし、またすぐにでもレコーディングしたいと思ってます。キャッチーで楽しめる曲をまた作りたいな。

前回のインタビューでおっしゃっていた“新しい自分を見てもらいたい”という願望が今も変わらずにあることも受け取れる一枚になりましたね。

そうですね。常に“こんなこともできるんだ”って思ってもらいたいです。次の作品でもまずは自分自身が新しいことを発見して、聴いてくれる人にそれを共有したい。分かち合いながら進んでいきたいと思っています。

取材:千々和香苗

アルバム『NikuKyu』2019年3月15日発売 ZUKKA RECORDS
    • KSDZK0004
    • ¥2,500(税込)

ライヴ情報

『いもとやへい・Perry Sekiya生誕祭 略してISETAN』
4/20(土) 東京・御苑サウンド
w)ルートロス、THE YONETARO、もりおかこうた

『Keisandeath Oneman Live ~NikuKyu Tours 2019~』
6/22(土) 京都・ROOTER×2
6/23(日) 愛知・RAD

Keisandeath プロフィール

ケイサンデス:秋田県出身のメタル系シンガーソングライター。3歳の時からピアノを始め、11歳からX JAPANのHIDEに憧れてギターを始める。13歳でバンドを始めたことがきっかけで作曲をしてみたところ、意外とできてしまったのでそれから作曲も開始。アプリ『17 Live』(イチナナ)でのライヴ配信も定期的に行なっている。Keisandeath オフィシャルHP

Keisandeath
アルバム『NikuKyu』

「NikuKyu」MV

「Sakebizawa」MV

「Ayame」MV

「To Be Or Not To Be」MV

OKMusic編集部

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